今期は「今ここにある危機と僕の好感度について」と「あのときキスしておけば」の2作品で主演をつとめる松坂桃李さん。
今一番勢いのある俳優さんと言っても過言ではないのではないでしょうか。
そんな松坂桃李さんの出演作の中で好きな作品をご紹介していきたいと思います。
ものすごく個人的な意見ですがよかったらお付き合いくださいね。
まずはドラマ「この世界の片隅に」。
太平洋戦争真っただ中の広島を舞台に、幼い頃に一度会ったことがあるだけの男性と結婚することになったすずが戦争に負けずに生きていく姿を描いたドラマです。
すずを演じているのは松本穂香さん。
松坂桃李さんが演じているのはすずと結婚する北條周作です。
周作は軍人なんですが、あんまり堅苦しいところはなく優しくすずを気遣ってくれるステキな男性です。
戦争中の話なのでもちろん原爆や爆撃などのシーンもありますが、基本的には戦時下で暮らす人々の生活を描いたドラマ。
すずは絵が好きでぼんやりしたところのある女性で、義理の姉からはキツイ物言いをされることはあるもののあんまり気に留めずにふんわりと受け流していきます。
そんなすずと真面目で誠実な周作。
二人が徐々に夫婦らしく絆が生まれていく様子が丁寧に描写されていて温かい気持ちになれます。
続いて全く違う松坂桃李さんが見れる映画「不能犯」。
松坂桃李さんが演じているのは主人公の宇相吹正です。
宇相吹はマインドコントロールで人を殺す殺し屋で、法的には裁けない不能犯。
怪しい笑みに極端な猫背、何を考えているのかわからない不気味な男を怪演しています。
爽やかなイメージの松坂桃李さんとはまったく印象が違うので、演技力の高さを感じられますよ。
今放送されている今ここにある危機と僕の好感度についてでは、元アナウンサーで大学の広報に転職したものの次々に不祥事に巻き込まれる神崎を演じています。
神崎は批判を恐れてアナウンサー時代からなんの中身もない話ばかりしてきた人物。
追い込まれる松坂桃李さんが見たい方はぜひ。
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